せんだんの里 食事介助についての勉強会を開催しました
2019.12.07 Saturday 13:41
「食事介助について勉強会」開催しました。
せんだんの里特別養護老人ホームでは、職員一人ひとりが専門的知識をもって、生活支援を行い、入居のみなさまやご家族さまのご要望にお応えできるよう、安全・安心なユニット運営を目指しています。
特に「入浴介助」「排泄介助」「食事介助」「認知症ケア」については、ユニットから担当者を選出し、年間計画にそって、担当者会議を開き 、 課題解決に繋げようと日々取り組んでいます。
先日、「食事介助」の会議内で、「食事介助について」の勉強会を開催しました。
まずは、担当者から基礎を再確認し、ユニットに伝達することが目的です。
管理栄養士と歯科衛生士により、「せんだんの里食事介助マニュアル」に沿った 講義が行われました 。
姿勢への配慮や、噛むこと・飲むことの知識、身体の状態に 応じた適切な食器の選び方や、食事形態の検討をする大切さなどを再確認しました。
実践編では、ひやっとするような介助を危険のない範囲で体感しました。
飲み込むことが難しい方向けの柔らかい食事と、とろみをつけたお茶を使っての体験です。
リクライニング車いすに乗っている方の想定です。背もたれを倒したままでは危険です!
背中の丸まっている方や、前かがみのままだと、飲み込むのって難しい…
一口の量ってどのくらいが適切なんだろう。
上を向いた状態では、水分を摂るのがとっても難しいんですね。
思わず吹き出してしまいました。
長く経験している職員も、体験型の勉強会は「こうすればいいんだね」「あぶないね」「やっぱり姿勢は大事だ」と、気付きが沢山あったようです。
せんだんの里には専門職が多くいます。これからも勉強会や研修会を行なって、入居者のみなさまに安心いただけるような支援ができるチーム作りを目指します!