サポートセンターへの支援活動について
2012.11.05 Monday 15:04
当法人では「認定特定非営利活動法人 災害福祉広域支援ネットワーク・サンダーバード宮城支部」を担っています。
「サンダーバード」は、中越地震での震災経験から検討が進められ、2005年8月23日に発足しました。
災害時要援護者支援を念頭におきながら、人的支援と物的支援を医療福祉関係者の広域連携によって実現するために、さまざまな啓発研修、各施設の状況にあった避難訓練のコーディネート、災害時の社会福祉施設事業継続計画(BCP)策定支援などの事業を展開しています。現在は東京に本部を置き、10の県に支部を設置し、上記の活動とあわせて東日本大震災の復興支援活動も行っております。
昨年度は、仮設住宅等にお住いの方々に総合的な支援を行うサポートセンターへの後方支援活動として、岩手県・宮城県・福島県の各県1か所のサポートセンターで活動を行いました。そして、本年度からは宮城県気仙沼市本吉地区にあります「大谷公民館応急仮設住宅入居者等サポートセンター」への支援活動を行っております。
宮城支部である当法人では、9日間の期間でローテーションを組み職員を派遣して、サポートセンターの後方支援活動を行っています。震災で被害にあわれた方々の支援は充足している状況とはいえません。また同時に、被災地に住み続けながら現地で支援活動を行っている人たちへの支援活動も欠かせません。
まだまだ多くの課題が残されている現状においては、さまざまな分野、さまざまな地域の方々への支援が不可欠です。
本活動にご理解を賜りますとともに、これからもご支援をお願いいたします。