せんだんの杜における「東日本大震災」被災状況(第9報)
2011.04.08 Friday 21:15
1.平成23年4月7日(木)23時32分頃、宮城県沖を震源として大余震が発生しました。この余震はマグニチュード7.4 最大震度は6強とのこと。幸いにも大きな津波はなく、仙台市青葉区では3月11日の大地震と同じ震度6弱でしたが、以前の大地震よりは被害が少なかったようです。(お亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げます)
2.最近は施設の状況も平常時に近づいておりましたので、余震発生時は自宅におりました。今回は縦揺れと廻るような揺れがありましたが、長くは続きませんでした。そのため、地震の終盤に停電し、一部ではガラス窓が割れたり、断水した地域もあったそうです(仙台市内の一部地域では停電しませんでした)。また、慌てて自宅の2階から飛び降り、大怪我をした方もいるそうです。
3.せんだんの杜では停電以外に大きな被害はありませんでしたが、建物の外壁や内壁の亀裂、敷地の亀裂・陥没、配管のプレなどによる漏水が一部発生しております。
4.停電夜も明けて4月8日(金)12時36分に通電があり、安全点検後停電から復旧いたしました。停電が続くことも想定し、再び「買い出し部隊」を編成して、ホームセンターなどで懐中電灯、電池、ローソク、携帯ラジオ、ミネラルウォーターなどを購入しました。以前のような大行列はなく、少量でしたが買うことはできました。
5.昨夜の大余震直後、深夜からガソリンスタンドの前には車の行列ができていましたが、数百メートル程度で収まっていたようです。これは今週に入って、ようやく多くのGSが営業を再開していたためと思われます(夜間営業はほとんどしていませんが・・・)。
6.停電により受水槽のポンプも停止したため建物内部では水道が使えない状態でした。そのため深夜より念のため水の汲み置きをしたり、トイレでの水の使用を制限するなどして完全な断水に備えておりましたが、電力復旧により上水も通常に戻りました。
7.大余震前までは急ピッチで都市ガス復旧作業が行われておりました。国見ケ丘、貝ケ森地区では「大阪ガス」の方々が多く作業しておりました。東北福祉大学野球場の駐車場を大阪ガス職員の集合場所にしているそうです。
≪大阪ガス災害復旧隊≫
8.その後も引き続き、多くの皆様から無償のご支援をいただき、深く感謝申し上げております。
≪北星学園大学(スミス・ミッションセンター)様≫
教職員の皆様のカンパで購入された、たくさんのフリーズドライ食品(アマノフーズ)をいただきました。ご支援いただきましたのはこれで3回目となります。とても立派な商品で「ごはん」と「おかず」をセットにしていただき恐縮いたしております。ありがとうございます。
9.ときどきはこんな感じで過ごすこともあります。でも私の居室はすぐ目の前の個室です。
≪避難所的ちょっとひと休み≫
10.サテライト事業所から避難しています。
≪毎日ドンチャンしています≫
******** 3月11日の大地震以降、毎日何度も余震があります ********
******* 慌てず行動し、揺れへの備えと健康保持に心がけましょう ******