8月開催『まちの音楽カフェ♪』のご報告
2016.09.17 Saturday 14:26
8月23日(火)に『まちの音楽カフェ♪』が、貝ケ森の市民センターで開催されました。認知症を学び、専門職と地域の方との出会う場所として、昨年の12月にスタートした『まちの音楽カフェ♪』 今回で9回目の開催となりました。
今回の『まちの音楽カフェ♪』のメニューは・・・
講話『介護が必要になっても家で暮らし続けるために必要なこと』
講師:石附 敬さん
東北福祉大学 総合福祉学部 講師
『介護の問題は誰にも起こりうるものです。』と、始まった石附さんのお話は、参加されている方々も、明日は我が身という感じで、真剣に耳を傾けていました。
そして、将来介護する側・介護される側をイメージし、それぞれの今置かれている立場からの『介護』について、皆様考えているご様子でした。
実際、介護を受ける立場になった時に、介護を受けたい場所の希望と現実の差や介護が必要になっても家で暮らし続けるために大切なことは何か等、わかりやすくお話下さいました。
この機会に、皆様も『介護』について考えてみませんか?
『いつ起こるかわからないから、起こってから考えればいいや~』と思っている方が大半かもしれません。
子供達には、面倒をかけたくない・・・
長男だから面倒をみてくれるだろう・・・
それぞれ皆様の思いもあると思います。
しかし、それを声に出して伝えてみましたか?何事も、伝えることが大切です。
親の立場では、子供達に面倒をかけたくないと思っていても、子の立場では、親の面倒をみたいと思っているかもしれません。
長男だから面倒をみてくれるだろうと思っていても、仕事の関係で親の面倒がみれないということもあるかもしれません。
思っているだけでは、何も伝わりません。
介護問題が起こる前に、素直にお互いの思いを伝えてみませんか?また、介護問題が起こっていても、お互いの気持ちを共有することはとても大切なことです。また、介護について身近に相談できる相手がいない場合は、ぜひ『まちの音楽カフェ』へ足をお運び下さい。せんだんの里でもご相談を受け付けております。その他、地域包括支援センター等の相談機関をご活用下さい。
♪ カフェタイム ♪
毎回、焙煎にこだわった美味しいコーヒーや紅茶・お茶と一緒にクッキーを楽しんで頂いている『まちの音楽カフェ♪』
今回は、中山商店街入口のお店“cake Nao”のクッキーを召し上がって頂きました。
毎回、月替わりで近郊のケーキ屋さんにクッキーをお願いしています。
初めての参加でも、クッキーのお話から、話が弾むことも・・・
参加を迷っていましたら、ぜひ一度ご参加下さい。
✩マンドリンよる音楽調べ✩
演奏者 田原 靖彦さん
赤とんぼから始まった、マンドリンの演奏♪
どこか懐かしいような優しい音色で、皆様口ずさみながら聴き入ってました。
日本の歌~ポピュラー(映画音楽・ラテン・シャンソン)~クラシックと7曲演奏して下さり、アンコールも2曲と、とても聴き応えのある演奏でした。
9月に入り、台風の影響や寒暖の差があり、体調を崩しやすい時期です。十分に注意して下さいね。
元気に『まちの音楽カフェ♪』に皆様がご参加頂くことを楽しみにしています。
次回もたくさんの皆様が足を運んで下さることを、願っています。
次回は、9月29日(木)13時30分~15時頃
貝ヶ森市民センター
参加費は無料です。
《メニュー》
♪ フルートとピアノによる音楽の調べ
♪ 講話『運動と認知症予防について』
この音楽カフェの企画は、貝ケ森地区社会福祉協議会・国見地区民生委員兒童委員(貝ケ森地区担当民生委員)・貝ケ森地区連合町内会・(社福)東北福祉会せんだんの里が企画しました。