せんだんの館ブログその17 「平成27年度 せんだんの館 実践報告会」
2016.03.29 Tuesday 17:22
3月25日(金) 1年間の実践の振り返りとして「実践報告会」を開催いたしました。
せんだんの館では、サービスの質の向上・職員のスキルアップを目的とし、年間約25種類の内部研修を開催しています。
主な研修には、以下のものなどがあります。
○介護技術(移動・食事・口腔ケア・排泄など)
○医療対応・救命救急
○感染症対応
○身体拘束・虐待防止
○看取り介護
○リスクマネジメント
○認知症ケア
○相談援助・コミュニケーション・接遇マナー などなど
今日は1年間の締めくくりとして、4名の職員がこれまでの実践を報告してくれました。
最初の発表は、入職1年目の介護職員より「最期のときをどう支えるか」というテーマで発表がありました。
介護福祉士の養成課程を卒業し、初めて経験する利用者の方の「看取り」から、介護職員として本当に大切なことを学ばせて頂いたことが伝わる内容でした。
二人目の発表は、入職6年目の介護職員より、「職員の取組みと入居者の変化について」というテーマでの発表でした。
6年目の職員らしく、利用者の方の支援を行う中で多角的な視点でアセスメントを行い、チームでケアに取り組むという専門的な視点が含まれた内容でした。
三人目の発表者は、入職15年目の在宅サービスを担当する相談員で「利用者の方が望む生活を実現するためのサービス連携」についての報告がありました。
ひとりの利用者の方との具体的なかかわりを通じて、在宅生活を支えるうえでは、利用者の方、ご家族、また関係機関との連携が不可欠であることを伝えてくれました。
四人目の発表は、入職14年目の相談員で、以前このブログでもご紹介した「地域ワーキング」の活動と成果の報告でした。
せんだんの館が目指す「共生の地域づくり」への実践を、改めて職員間で共有することができました。
最後は総合施設長より報告会の総評!
1年間の締めくくりとして、改めて「一人のひと」を大切にすることの重要性を再確認しました。
研修終了後、参加した職員より「次年度はぜひ自分のユニットから発表したい」という声も聞かれました♪
せんだんの館では、次年度へ向け「平成28年度内部研修計画」を作成いたしました。今後も、その計画に基づく研修開催から、サービスの質の向上と職員のスキルアップに取り組行きたいと考えております。