「段ボールでつくる簡易トイレ」チャレンジ!
2024.09.30 Monday 15:40
自然災害発生を想定したBCP訓練を行いました。
命を守る行動がとれたら、次に衣食住の確保が求められます。
本日は「住」の衛生環境として「簡易トイレ」の作り方を学びました。
*用意するもの*
〇段ボール2箱(同じ大きさ)
〇新聞紙 見開き2枚程度(排泄1回分)
〇ビニール袋70Ⅼ
〇粘着テープ
〇カッター
参加者全員、簡易トイレを作るのは初めてです。
参考動画・資料『段ボールトイレの作り方』を見ながら、グループごとに作業を進めます。
段ボール1つ目は、「補強材」として加工します。
折り目をつけて、補強材の完成です。
もう一つの段ボールの中に、補強材を入れてテープで固定します。
折り目は、カッター(刃を閉じた状態)でつけると綺麗に二つ折にできました✨
座面部分をテープで固定します。
ビニール袋、丸めた新聞紙(排泄物の吸収剤)を入れます。
ビニール袋がずれないように仮止めすれば、簡易トイレの完成です!!
男性職員が座っても、安定性ばっちりでした👍✨
慣れれば一人でも10分ほどで作成できそうです。
感染症等を防ぐためにも、段ボールでつくる簡易トイレは一人一台の使用がおすすめだそうです。
施設であれば、便器にビニール袋をかぶせれば簡易トイレとなりますが、断水等でトイレが使用できない環境の場合、特別な材料がなくても、段ボールやビニール袋があれば簡単に作成できます。基本の作り方を覚えることで、その場の状況に応じて柔軟に対応できる知識と技術を日頃から覚えておくことが大切だと、改めて実感しました。
*BCPとは*
「Business (事業、仕事)Continuity(継続、連続性) Plan(計画)」の頭文字をとって、「事業継続計画」といいます。自然災害の緊急時、事業継続のための方針・体制・手順などをまとめたもので、被害の最小化と早期復旧を目指すことを目的としています。
*参考サイト情報『段ボールトイレの作り方』