100歳のピアニスト
2022.12.18 Sunday 13:56
今回は西2ユニットの利用者さんへのインタビュー記事です。
なんと、100歳にして元気にピアノ演奏を楽しんでいらっしゃいます🎵
元気の秘訣を聞いてみました!
Q.「ピアノを始められたきっかけや思い出に残っていることはどんなことですか?」
A.「私はね、13人兄弟の5番目です。女学校2年生(13歳ころ)の時に授業の一環として始めました。腕が良かったみたいで、先生からも褒められて、学校が休みでもピアノを弾くために毎日通っていたんです。2年後には、学年の代表として発表をしました。いい先生でしたね。18歳には汽車で上京し、東京の音楽学校に入学したんです。独り暮らしをしながら、お友達もできて先輩も良くしてくれました。とっても楽しかったです。東京の空襲で、周りは焼け野原になっていましたが、無事に卒業ができたこと、いい人に囲まれて学校生活を送れたことに感謝です。学校を卒業してからは、3年間、北海道の県立女学校の音楽の先生として勤めて、結婚しました。」
Q.「これからどうしていきたいですか?」
A.「誰かに教えられるといいけど、今はどうでしょうね。手が動かなくなってきたしね。」
Q.「若者へのメッセージはありますか?」
A.「好きなことをさせてもらっていることを親に感謝しないといけないです。そして、一生懸命頑張ってください。あなたもね。」
インタビューをしてみて)
東京が焼け野原になって、きっと想像もできないような大変な状況だったと思います。お話をされている時は、懐かしまれながらも穏やかに「無事に卒業ができたこと、いい人に囲まれて学校生活を送れたことに感謝です。」と語っていらっしゃったことが、とても印象に残りました。
好きなピアノを弾くことも素敵なことです。周りの方への愛情をお持ちでいらっしゃることも元気の秘訣かもしれませんね