せんだんの杜より熊本への職員派遣とエールを送ります!
2016.07.26 Tuesday 16:25
熊本へ心を込めてエールを送ります!
仙台といえば「仙台七夕まつり」が有名です。毎年、8月6日、7日、8日の3日間にかけて
開催され、大きな竹に色とりどりの和紙を贅沢に使った飾りが装飾され、街中にたくさんの
七夕飾りが並びます。繊細な技術を凝らした美しい飾りを見上げたり、和紙でできた優美な
足元まである長~い吹き流しをかき分けながら歩いていくのはなかなかの風情があります🎋
せんだんの杜「ケアハウス フェリコ館」でも毎年アイディアを練り、その年、その年に
相応しい七夕飾りを作っています。
今年は「震災を経験している宮城県から熊本へ応援するメッセージを送りたい!」という
皆さんの思いがひとつなり、実習生も一緒に図案を考えてくれました✍
もちろん何だか分かりますよね?右側は皆さんご存知の熊本のゆるキャラ『くまモン』です!!
左側は仙台・宮城のゆるキャラ『むすび丸』です🍙!まだまだ知名度では『くまモン』に
負けますが 😥 仙台では子どもに大人気です 😀 ちなみに「まげねど宮城」の‘’まげねど”は方言で、
“まけないぞ!”という宮城の復興への強い思いが込められています。
竹でできた球体の基礎に花紙で模様を作っていきます。単純な作業のようですが、これが
なかなか難しい!形やデザインを整えるのが至難の業なのです。(特に耳や鼻など)
「ケアハウス フェリコ館」の皆さんが毎日コツコツと制作を続け、熊本への応援の思いを花紙の
1枚1枚に込め、『くまモン』の表情や『むすび丸』の形を何度も修正を重ねて、約2週間かけて
ようやく完成しました!制作に携わった方はもちろん、周りから見守っていて下さっていた方々も
「やった~!」「華やかだよね」「気持ちがこもっているからね」と大満足の出来栄えでした🌻
完成した作品の前で📷パチリ!
職員も熊本へのエールを人力で💪
東日本大震災の時には、全国からのたくさんの心のこもった温かい支援をいただきました。
今回、熊本で大きな震災が生じた時には、職員のなかに「熊本へ恩返しを!」という思いが
自然に広がりました。今、全国的に介護職員は人員不足です。もちろん、せんだんの杜でも
切実に感じていることではありますが、恩を返すときは「今でしょ!」と熊本への職員派遣を決め、
現在までに4人の職員を派遣しています。
①平成28年5月1日~6日「南阿蘇村」へ派遣
住居支援係 係長 新田尚之(上の写真左)
「5月に南阿蘇村へ行かせていただきました。せんだんの杜の職員としては第1陣であったため
村の被災の状況やライフラインの復旧など、情報の少ない中での派遣となりました。
今でも不安を感じて飛行機に乗り、熊本へ向かったことを覚えています。『今の自分にできる
ことは何か?』を常に考え、微力ながら支援をさせていただきました。」
②平成28年5月6日~11日「南阿蘇村」へ派遣
健康支援係 看護リーダー 藤本理恵子(上の写真右)
「九州出身ということもあり、災害支援ナースとして5月に南阿蘇村の施設に行き、お手伝いを
してきました。今でも大雨などの影響もあり、まだまだ大変な状況が続いていることと思います。
応援しとっけん、ぎばろうね、熊本!!」
③平成28年5月27日~31日「益城町」へ派遣
中山地域係(在宅支援担当) 係長 伊藤瑞枝(下の写真/後列中央)
「自分に何ができるか不安な気持ちでいっぱいでしたが、中山の家のみんなからのエールを胸に
熊本へ向かいました。一緒に活動した各地からの仲間との出会い、熊本の方々との出会い、交流は
私の素晴らしい財産になりました。これからも微力ながら応援を続けていきます!
当たり前の毎日が一日も早く戻りますように・・・仙台の七夕に願いを込めて・・・」
④平成28年7月24日~29日「上益城郡」へ派遣
住居支援係 リーダー 細川隼人(写真左)
まさに今(このブログ更新時)、熊本へ向かっています!
熊本へ向かう前に、リベラ荘の入居者様が細川の熊本派遣を聞き、「がんばって来いよ!」と
激励の決起会を開いて下さいました!男同士、2人きりで!
出発前に細川が記したコメントより。
「この写真はリベラ荘のヘラブナ研究会の顧問(そして名人!)とのツーショットです。
決起会はビールと餃子で乾杯です🍺 もはや、ヘラ研では恒例となった餃子&焼肉🍖
もちろん男飲みに野菜はありません(笑)
熊本では恩返しの気持ちを込めて、一生懸命に頑張って来ます!!」
2人きりでこんなに食べたのですね・・・。確か、お稲荷さんやおはぎもあったような・・・。
肉パワーをフルに充電していただき、元気に熊本へ向かいました。
温かいエールを受けて、そのエールを熊本へ送り届けるバトンタッチができていることでしょう!