せんだんの館SENDANnoYAKATA

先日、せんだんの館4階にある口腔ケア室の「歯科ユニット＝治療のイス」の付け替え工事がありました。

利用者様の使いやすさを一番に考えたものを採用していますので、普通の歯科ではあまり見かけない機能もあると思います。本来であれば、是非いろんな方に体感いただきたいのですが、それは難しい今のご時世です(:_;)

ブログを見て、感じて、いただけると嬉しいです(^_^)

設置前

設置後

まずはイスへの座りやすさ。

車イスの方も、歩行器の方も、ご自身で歩く方も・・・座るときや立つときに掴まる場所があると乗り移りがしやすくなります。

そのためにしっかりしたサポートバーがついており、その方に合わせた角度で乗り移りができます。また、治療の時に足がブラブラ浮いていると、体制も崩れやすく、安定しないもの。着脱式のステップがあるので、乗り降りの時は外して治療の時は足を乗せることで安定した姿勢で治療を受けることができます。

姿勢といえばイスの倒れ方にも特徴があります。

一般的な治療イスは背もたれが後ろに倒れることが多いのですが、上半身だけが倒れる姿勢は苦しく感じる方も多いです。今回の治療イスは「ティルト」といい、背もたれと同時に座面も後方へ傾斜が付く機能があります。イスに座ったままの姿勢で後方へ倒れるので、不安感も少なく、体勢も安定します。

イスを動かす音も静か。「ケアモード」を使用すると、よりゆっくりイスが倒れるので、歯医者さんでのドキドキも和らぎます。

治療をしたらうがいですね。

今回は、うがいスペースが動きます。体の前にうがいスペースが動いてくるので、楽にうがいの体勢が取れます。

せんだんの館では、毎週木曜日は歯科往診の日。

定期検診や専門的な口腔ケアだけでなく、虫歯の治療から入れ歯の修理や作製など、必要に応じた治療を受けていただいております。

今まで中腰で頑張っていた歯科スタッフからは「利用者様も自分たちもお互いに気持ちよく治療ができるね」と。第一号で治療を受けた利用者様からは「気持ちいいイスだね」と座り心地に安心して治療を受けていただけたようです。

歯医者は苦手！という方は多いですが、「健康と笑顔のもとはお口から」。

お口からの健康をサポートできるよう新しい口腔ケア室で、笑顔でお待ちしております!(^^)!